第207大隊

日本語すら出来ないので注意です!!

第二次世界大戦時の日本軍対空砲の配置の仕方(米軍の前線報告から)

※辞書や翻訳サイトを利用しているため誤訳や誤字が多いうえに意訳や直訳が入り混じっているので直接読んでいただいた方がわかりやすいと思います

 

今回紹介するものは米軍がWW2の当時、前線からの報告をまとめた公報「戦術と技術動向」第31部から第40部までに掲載したもので、1943年8月12日から1943年12月16日まで発行したものです

 

 

 

敵の「中・重対空陣地」の配置は基本的に円弧形・三角形・長方形の3つのパターンのいずれかで、一般的な対空砲の配置は下の図のFIG.1(画像の下に書いてあります)

円弧形(下の図のFIG.2)が基本で、3基から10基程度の対空砲が配置され、円弧形の半径は配置される砲の数で直接変化します

基本的にこれらの砲台のあいだには軽対空砲や機銃を設置し陣地の強化をします

CP(指揮所や司令部)は砲台後方の真ん中に配置されているのが多い

砲兵宿舎や弾薬庫は砲台が設置されている場所が空き地の場合、端っこに作られることが多い

 

特に注目すべきなのはソロモン諸島のビラにあったもので、3つの円弧形が並んであり、中央の円弧形が通常の配置とは逆に設置されていた(参考画像なし)

 

三角形(FIG.3)に対空砲を配置した形で、CPは基本的に中央にあります

この点以外に円弧形と違いはなく、円弧形をもっと直角に配置したような感じです

 

 

長方形(FIG.4)は、4つの対空砲で構成されてた形です

下の画像ではやや台形になっていますが同じ形として扱っています

このタイプの陣地はCPが中央にあり、宿舎や弾薬庫は基本的に円弧形と同じで陣地から離れた場所にある場合が多く、空き地の場合は端っこに作られる

 

 

対空砲の防壁のタイプ

 

円形防壁

日本軍が作る防壁は基本的に円形で入り口がないが入り口が保護されているものもあれば、隙間がある保護のされたものもあった

防壁の内径は3mから10mと大きく差があり、そのほとんどは皿鉢状になっています

材料は基本的に土嚢かそれに類似したもので作られている(FIG.3参照)

 

 

円形防壁の改修(FIG.5)

ビラでは新しいタイプも発見された

これはおそらく弾薬貯蔵のための屋根付きシェルターへ降りるスロープで作られており、その出口は直接対空砲へとつながっている

初めの防壁を取り囲むように、もう一つの防壁が作られている

これはいくつかの砲台で見られた

 

機銃または軽対空砲の螺旋式防壁

ニュージョージア島のムンダでは螺旋状に傾斜した防壁が発見された

内径は約3mで、この螺旋の目的は保護された入り口を作ることで、螺旋状の壁の端は1mほど続いているらしい(参考画像なし)

 

対空砲陣地の配置

飛行場に作られる対空砲陣地は非常に多様で、ほとんどの場合、砲台は自然の空き地や高台に作られます

これは以下の図のFIG.6からFIG.9までを見ていただければわかりやすいです