第207大隊

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WW2米軍「女性陸軍部隊 成功するリーダーシップへのガイド」米旧陸軍省 1945年2月

※辞書や翻訳サイトを利用しているため誤訳や誤字が多いうえに意訳や直訳が入り混じっているので直接読んでいただいた方がわかりやすいと思います

また読みやすいように順序を変えている場合もあります

 

 

 

 

 

 

序章

 

 

この戦争の開始時に我らの指揮官が直面した主な課題は
平時での行動と目的に慣れた民間人の大部分を
戦争の需要に合わせた組織に作り替えることだった

この移行は兵役に就いた男女にかなりの再調整が必要で
集団生活、規律の受容、権限の行使など、多くの人にとって新しい経験だった

親睦と交わり、リーダーシップのあり方について、短期間で多くのことを学ばなければいけなかった

男性将校は部下をよりよく理解し、指導するために本やパンフレットが書かれました

それらの原則のほとんどは女性にも適用されます
しかし奉仕活動に従事する女性は、独特の状況にあり、さらなる問題を抱えています

男の環境の場合は、新参者なので試練を感じ、良い結果を出さなければならないプレッシャーがある場合があり
少数のグループを組んでいるため、目立ちやすいため、性急な一般化に対し弱い
彼らは自ら奉仕を志願し、より熱心に、より個人主義になる傾向があります

通常、最前線から離れているため、彼らは遠い関係にあると感じるかもしれません
そのため彼らの問題は戦闘の恐怖を克服するよりも、日常生活の単調さに耐えることです

科学は女性の「生まれながら弱い」という伝統ながらの考えを爆発させた
あらゆる国家に所属する女性たちは、そのスタミナ、持久力、および適応力を十分に証明した

また個々の女性たちは優れたリーダーとして活躍しています
しかし女性全体としては集団の規律とリーダーシップの経験が少ない
彼女たちの社会地位は恵まれたものであると同時に恵まれていないものでもある

彼女たちはいままで注目と配慮を受けてきたが、その代償として機会や認知が少なかった
軍に入隊するにあたって特別な特権を求めず、本物の兵士と扱われ、活躍することを期待します

以下の議論はリーダーシップのあり方の検討と、兵役に関する女性の特別な問題の研究に費やされます
主に部隊指揮官を対象としていますが管理職やスタッフにとっても有益なものでしょう
対人関係の原則は部隊の指揮官だろうと、事務職の監督だろうと、同僚や上司との効率的な仕事上の関係を促進するのと同じである

 

 

 

セッション1】リーダシップと士気

 

1.将校とリーダー

あなたはアメリカ陸軍の将校です
これは誇らしい名誉で、あなたは偉大な伝統を受け継いでいます

しかし正規の陸軍将校は、戦時中の緊急事態のために短期間であなたに与えられた階級へ行くのに何年も従軍してきました

 

階級は権限、社会的地位、スマートな制服、良好な生活環境、男性将校と同じ給料など多くの特権を与えてくれます
しかしこれらの特権は、あなたが生まれながら優れた者だと賛辞するものではなく、またあなたを優越させるものでもない。優秀さは獲得するものだ

 

軍隊の言葉で言うならば「階級には、特権だけではなく責任も存在する」

 

昇進を自分への正当な報酬だと考えるのは人間的で自然なことです
また仲間よりも早く昇格したことに感動するのも人間的なことです

しかし戦時下においての昇進は、主に状況の問題だということを覚えておく必要があります
昇進は「適切な時に適切な場所にいること」「将校の枠の多さ」「たまたま昇進しやすい組織への配属」によって昇進します

 

多くの少尉は上級将校と同様にリーダーシップの資格があります
しかし昇進した人が、していない人と比べ価値があるとは限りません
「昇進は運が良かった」この考えを肝に銘じ、部下と接することで
あなた方全員が奉仕する偉大な事業のパートナーとして
自分の立場を深い義務感で捉えられなければいけません

 

ちなみに下士官となった女性の多くは将校と同じぐらい優れた学歴と民間経験を持っています

 

人間は野心を抱くものです。時に野心は建設的な力にもなります
しかし個人的な利益に集中する私利私欲ほど死を招くものはない

金の延べ棒が銀に変り、増え続けることを想像し、それをずっと見ている将校は
この輝きが自分の優秀さを示すものだと思い込んでいます
しかしすぐにそれが汚れていることに気が付くでしょう
その輝きは部下からの尊敬があってこそ、初めて光るものだと